夢の金華山鼈甲を求めて!

こんにちは(^^)フィッシィングバイヤーフィールドスタッフの武山です。今回は前回の記事同様に、鼈甲ソイを狙って釣行を行ってきました。鼈甲ソイの聖地である「金華山」でモンスター鼈甲を引きずり出す為に、今回は現役漁師の江刺君を引き連れて出航。「とにかく鼈甲ソイを釣りたい!!」という熱い想いに応えたくなり、私にも熱が入ります。

 

広大な金華山の地形。「日本」と言わなければ海外にも見える風景です。この風景を楽しみながらロックフィッシュを追い求めるのも楽しみの一つですね!

鼈甲狙いは直リグで丁寧に撃ち込むこと?!

まずは、サラシ付近で活性が高い個体を狙ってキャストしますが、鼈甲ソイからの反応は皆無…ということは、鰯等の足が早いベイトを追っている状況ではないと判断し、岬の先端にサラシが当たり、そのサラシが緩やかなに流れ込む様な流れが緩やかであり、尚且つ、スリットが深いエリアのみを撃ち続ける作戦へ変更。前日のうねりが若干残っている影響なのか、魚がナーバスになっていると判断し、活性が低いロックフィッシュに対してもしっかりワームを見せるため、テキサスリグから直リグに変更。ラインをフリーにすることなく、常にテンションを掛けながら落とし込んでいく直リグは食い渋ったロックフィッシュに対して効果絶大!尚且つ、スリットにジッと身を潜めている鼈甲には更に効果的!ひたすら穏やかな流れのスリットを撃ち込み続けると…

鼈甲ソイをキャッチ!直リグで丁寧にスリットに落とし込み、鼈甲ソイの鼻面を通しての一本!

モンスター鼈甲二連発!!!

1匹の鼈甲ソイから再現性を得られたと感じたので、「今日は完璧にスリットの奥に居着いているパターン!同じシチュエーションのエリアを撃っていこう!」と感じたので、とにかくスリットをランガン!すると、江刺君のスピニングロッドがぶち曲がり!!!

「これはヤバい!」と叫んでいるので、タモを素早く準備し、魚を取り込む! 

 

「デカい!!」

 

 

金華山鼈甲ソイ捕獲!まさしく、モンスター鼈甲! 「いいなぁ…」と思った私は岩盤が張り出しているスリットエリアに変更し、直リグでアプローチすると一発でズドンッ!ゴリ巻きで寄せて、タモでキャッチ!

金華山鼈甲ソイキャッチ!タモ入れした瞬間にラインブレイク!…かと思えば直リグで使用していたスナップが断裂(;´∀`)2号のスナップを断裂させる程のファイト、まさしく「モンスター」のファイトでした。

おまけに、サラシに付くアイナメを狙って…

鼈甲を堪能したので、金華山から牡鹿半島エリアに移動してサラシに付くアイナメ狙いに変更して…

夏アイナメをキャッチ!私はスイミングパターンを試す為、「チェリースピン21g」でスイミングさせて…

アイナメをキャッチ!アイナメは鼈甲ソイと違い、遊泳力がある為、ハードルアーでも果敢に追いかけて来るので、スピナーベイトの様な水をかき回し、尚且つフラッシィング効果も見込めるので、夏のパターンにはハマりやすいと言えます。

タックル紹介

今回同行した江刺君のタックルはこちら↓

ベイトタックル…WORLD SHAULA1703R-2 Revo BIG SHOOTER COMPACT

スピニングタックル…MORETHAN BRANZINO 77ML URBAN SIDE CUSTOM “SILVER TERRACE” CERTATE3012h

「とにかく鼈甲を獲るためにパワーのあるタックルを準備しましたが、『パワーのあるロッド』と言っても一概にガチガチに硬いロッドが強いという訳でも無く、かと言って曲がりすぎてもモンスター級のロックフィッシュは寄せる事が出来ません。この二つのタックルは、ベイトタックルでヘビーウエイトのシンカーを操作し、一気に根から引き剝がす事に重点を置き、スピニングタックルでライトリグを繊細にアクションさせて、食い渋ったロックフィッシュに口を使わせる事に重点を置いています。今回はスピニングタックルで鼈甲をキャッチしましたが、普段ボートシーバスで使用している『MORETHAN』は、ライトリグのアプローチでも違和感無く使用する事が出来ます」とコメント。スピニングタックルとベイトタックルの性質の違いを考えて使い分けていました。

本気で鼈甲ソイを狙った金華山釣行。30度を優に超える気温の中、集中を切らさずに丁寧にアプローチする事によって本命に近付く事が出来ます。宮城県の雄大な自然を感じながら皆さんも是非、モンスターを狙って海に足を運んではいかがでしょうか(^^)/